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  トップページ > 経営のページ > 小規模工事 > 全国商工新聞 第2867号 2月16日付
 
経営 小規模工事
 

習志野市が緊急地域経済対策事業を開始

 千葉県習志野市では「緊急地域経済対策事業」(対策事業)が2日から始まり、習志野民主商工会(民商)のSさん=塗装=がさっそく幼稚園のテラスの塗り替え工事を受注しました。カラフルな公園遊具に、市役所から「予想外の仕上がり。ありがとうございました」と喜ばれています。工事代金は約1週間後に銀行に振り込まれる予定です。
 この事業は、金融危機に伴う地域業者の窮状を救おうと市の予備費を使って今期1850万円で発足したもの。民商では1月13日に荒木勇市長と懇談し、来年度以降も対策事業を継続するよう求め、「継続」の回答を得ていました。
 懇談には副会長=金型彫刻=はじめ5人が参加、共産党の馬場のぶあき市議が同席。(1)来年度への事業継続(2)1億円規模への予算拡大(3)修繕以外への業種の拡大を―の要請に対して、市長は「プレミアム付商品券などと合わせて事業を総合1億円ほどで継続したい。なるべく多くの業者に登録してもらいたい」と回答しました。
 対策事業では、市の公共施設で1回当たり50万円未満の修繕工事などが、市内業者に優先発注されます。「名前と住所を書くだけの簡易な申し込み書式で、習志野市が誇れる事業の一つ」と喜ばれています。民商などの要求で市は02〜05年にも同様の事業を行い、好評を得ていました。
   
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