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  トップページ > 経営のページ > 小規模工事 > 全国商工新聞 第2867号 2月16日付
 
経営 小規模工事
 

西宮市へ小規模工事発注などで緊急交渉

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「西宮市は仕事をつくれ」。要望書を読み上げる西宮民商の会長
 兵庫・西宮民主商工会(民商)は1月26日、市内業者と共同で西宮市の「小規模修繕工事希望者登録制度」(登録制度)を活用し、仕事を創出するよう求めて市交渉。その結果、夙川支部のKさん=土木=に約6万8000円の仕事、北甲支部のUさん=塗装=にも幼稚園の塗装工事(受注額約13万円)の依頼が入りました。2人とも交渉に参加しており、「仕事が受注できてうれしい」との声を寄せています。
 交渉には民商の会長はじめ40人が参加。市側は経済部長など8人が対応しました。
 仕事確保の緊急対策として、会長が(1)登録制度を全庁に徹底させ仕事を増やす(2)年度末までに総額5000万円の仕事を出す(3)登録申請を随時登録にする(4)1件の限度額を50万円に引き上げる―ことなどを要求。参加者から「3年前に登録したが3件しか仕事がない」「入札業者から公共施設の修繕工事の依頼が来た。なぜ直接依頼がないのか」「経費で30万円を超える仕事が来た。赤字でやれというのか」と次つぎと訴えました。
 市は仕事がないのを財政難によるものと回答。参加者は登録制度創設時に、市が30万円以下の修繕工事規模が年2、3億円あると説明していたことや、同様の制度で多くの仕事を発注している秋田県湯沢市や大阪府池田市の例を示し、もっと制度を生かすように求めました。市側は、2月の最初の週までに年度末までどの程度仕事を出せるか返答すると約束しました。
   
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