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小規模登録工事 大阪・摂津で民商が説明会開く |
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「ぜひひとりでも多く登録して制度を充実させよう」と話し合った説明会 |
大阪・摂津民主商工会(民商)は昨年12月25日、摂津民商会館で、4月から実施される摂津市の小規模修繕工事登録制度の説明会を開き、15人が参加しました。
制度の実現に奮闘してきた婦人部の迫口みきさん(56)=型枠大工=が「不況で地元業者が困っているときだけに、市の仕事を私たち零細な業者に少しでも発注してほしいと長年要望し、やっと実現した。一人でも多くの人が登録してほしい」と、あいさつしました。
市契約検査課の課長が「地元業者に広く公共工事に参加してもらう機会をつくりたいと実施した。まずスタートして、皆さんの要望を聞いて改善していきたい」とあいさつ。続いて市の担当者が制度の説明をしました。
参加者からは「発注は一部の業者に偏らないようにしてほしい」「建設工事全般ではなく、業種ごとに分割して発注してほしい」「仕事を請けた業者を公開してほしい」「発注の連絡はどうやってやるのか教えてほしい」などの質問・要望が出されました。
課長は「発注が偏らないようにするよう各部や課に指導する。発注する現場の近くの登録業者に優先して参加してもらい、発注案内は電話でおこなう。登録期間を設けているが、今回は随時受け付ける」と答えました。
最後に民商の坂本雅義会長が「多くの業者が参加してよりよい制度にしていこう。今度は地元に経済効果があるといわれているリフォーム助成制度も要望していこう」と締めくくりました。
民商では今月中に申請書の書き込み説明会を予定しています。
(摂津・炭野敏司通信員)
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