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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第3276号8月21日付
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労働保険の事業所認定=広島・三次民商

安心して働いてもらえる

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ネギの選別をする木坂浩基さん

 広島・三次民主商工会(民商)の木坂準次郎さん、浩基さん親子=ネギ栽培=は7月10日、労働保険の事業所認定を受け、喜びの声を寄せてくれました。

 私たちは安芸高田市吉田町でネギを栽培しています。過去に結束機で指を挟んでけがをしたり、横転による打撲を負ったりしたことがありました。また、最近パートの皆さんに出荷作業全般を任せることが多くなったため危機管理がしにくくなり、パートさんの事故の危険性が高くなるのではと不安に感じていました。
 そこで、法人化して各種保険に入り、福利厚生を充実させようと民商に相談。メリット・デメリットを学んで今すぐの法人化はやめる判断をしましたが、福利厚生の希薄な個人農業者では、信用性に欠けます。
 パートさんが担っている出荷作業は、スピードと丁寧さが求められる熟練した作業が中心。ネギが健康かを一瞬で選別する能力も要するため、2〜3年の経験が必要です。長く働いてもらうためにも、パートさんの福利厚生が第一優先でしたから、個人でも労働保険に加入したいと相談しました。
 雇用人数が5人以下の個人事業の農業の場合、労働保険は任意加入のため申請書類が多く、認可されることが条件です。事務局と一緒に申請書類の用意をして、手続きをしました。7月10日にハローワークから認可の知らせがあり、パートさんと喜び合いました。これで安心して、パートさんに働いてもらえます。

全国商工新聞(2017年8月21日付)
 
   

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