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  トップページ > 経営のページ > 経営 > 全国商工新聞 第3141号10月27日付
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情熱持ちチャレンジ「経営交流会」=東京・蒲田

 「大変なときだからこそ集まって商売の交流を」―。東京・蒲田民主商工会(民商)は9月25日、大田区内で「経営交流会」を開き、21人が参加しました。これまで8回にわたって開いてきた「商売を語る会」を発展させたものです。
 池田克憲会長は「6月に制定された小規模企業振興基本法を生かした運動を進めよう」とあいさつ。経営対策部長は「仕事を取るチャンスと位置付け、経営交流で自分の商売・仕事をアピールしましょう」と呼びかけました。
 パネリストのMさん=デザイン、Kさん=工務店、Iさん=樹脂加工=が仕事の内容、工夫、特技などについてそれぞれ報告しました。
 Mさんは「情熱を失わないこと。今は積極的に打って出ないとやっていけない」とし、昔の写真などをまとめたアルバム作り、思い出のこもった自分史づくり、顔写真入りの民商会員の職種別名簿など「新しい仕事にチャレンジしている」とアピールしました。
 建築に携わって40年になるKさんは、ゼネコンの現場監督も経験し、オフィスビルや学校、有名人の自宅などを手掛けてきました。
 そのきっかけになったのは、ギシギシする床の原因を、音だけで判断できる技術力。それがゼネコンの目に留まり、福田元首相の家や清水建設の社長の家を直すなどの仕事も任されるようになったといいます。
 「いまは単価も下がっているけれど、「『Kにまかせれば大丈夫』と信頼を受けられるように、これからも頑張っていきたい」と語りました。
 事業継承について語ったのはIさん。
 大学卒業後、パソコン会社の営業マンになったものの、3年目に家業を継ぐ事に。08年のリーマンショックで、得意先は半分以下になり、大田区の工業フェアに出展するなど、1年1件を目標に新規開拓をしてきた努力を語りました。
 自己紹介や懇親会も行い「あの人の仕事が初めて分かった」「自分の仕事に生かせる話を聞けた」などの感想が出されました。

全国商工新聞(2014年10月27日付)
 
   

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