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  トップページ > 経営のページ > 異業種交流 > 全国商工新聞 第3184号9月14日付
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異業種交流
 

太陽光発電で仕事おこし 自家製"長谷発電所"見学=札幌東部民商

 札幌東部民主商工会(民商)は8月13日、江別市内でラーメン店「昇龍」を経営する会員の長谷高広さん宅に設置された自家製太陽光発電の実地見学会を行いました。民商が太陽光発電による「仕事おこし会議」を立ち上げて2回目の交流会で、10人が参加しました。

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長谷高広さん(右)宅に設置された太陽光パネル

 長谷さん宅に設置されているのは、自家製の蓄電設備と太陽光パネル。30万円の製作キットを1年前に購入し、試行錯誤の末、今年夏に完成させたもので、深夜電力の蓄電と合わせ、家庭用電気をほぼ賄えるほどになっています。
 高い電気料金に疑問を持ったことをきっかけに、2年前に趣味の仲間や民商に相談した長谷さん。今年夏の“長谷発電所”完成に至るまでの試行錯誤、苦労話や発電所の仕組み、設備について1時間にわたって説明しました。

安価・安心の設備をめざす
 参加者の一人、電気工事業を営む吉光重次郎さんは、整流器や蓄電用バッテリーを克明にチェックしながら、「問題は部材単価。メーカーの出来合いでなく、自分たちで製作できる安価な商品をつくりたいので、まず積算してみるよ」と製作に意欲を見せました。
 機械修理業の成田吉水さんは「自宅への導入を考えている。今回の見学はいろいろ参考になる」と、自宅をイメージしながら真剣に質問を繰り返していました。
 実地見学会の終了後に、参加者は、ラーメン店「昇龍」に移動。太陽光発電による「仕事おこし会議」での共通体験をもとに、「安価・安全・安心」の太陽光設備の製作を具体化しようと、ラーメンを食べながら話し合いました。

毎月集まって試作品に挑戦
 太陽光仕事おこし会議は、「地域とともに歩む仕事おこし」をめざす取り組みの一つとして民商が提起したもの。1回目(7月21日)の交流会では、長谷さんが「小型太陽光発電の現状」をテーマに報告していました。
 同会議では、月1回のペースで交流会を開き、年内には参加者一人ひとりが試作品を作成できるレベルに到達しようと、準備を進めています。

全国商工新聞(2015年9月14日付)
 

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