役立つ諸制度・若手経営者が国保減免の経験学ぶ=広島・安芸
広島安芸民主商工会(民商)要求税対部は6月7日、府中町内で「知っておきたい営業と暮らしに役立つ諸制度」の学習会を開きました。30代から40代の若手経営者を対象に呼びかけ、6人が参加。役員の経験談を参考に、社会保険や国民年金について学びました。
若手経営者向けの学習会は、今回で11回目。講師を務めた要求税対部長のKさん=介護タクシー=は、事業を引き継いだ際、民商に相談して広島市で国民健康保険(国保)の減免措置を勝ち取った経験について発言。県内で唯一国保の減免制度がある広島市で、保険料の算定基準が変更されたことや広域化が狙われている問題など、社会保障制度の後退に話が及びました。
参加者は「今は直接自分には関係ない話もあるが、勉強になる」と熱心にメモを取りながら学習。2月に民商に入会したばかりの若手経営者も初めて参加し、「開業したてで分からないことばかり。先輩方の話を聞きながら勉強していきたい」と話していました。
全国商工新聞(2014年7月14日付) |