商工フェア「高齢者、障害者にやさしいまちづくり」=新潟
「中小業者とすすめる高齢者、障がい者にやさしいまちづくり」をテーマにした「商工フェアINにいがた」が5月19日、新潟駅前の広場で開催され、地域の住民を含め2050人が参加しました。新潟民主商工会(民商)が中心になった同フェア実行委員会が主催したもの。市が後援し、初めて助成金が支給されました。
フェアには飲食屋台や地元の名産品販売など20店舗が出店。地場産業、障害者施設、自然エネルギーを学ぶ特設コーナーも設けられ、綿から手作業で亀田縞の糸を作る実演に、来場者は足を止め見入っていました。
流波太鼓で幕を開けたステージでは、細山俊夫実行委員長(新潟民商副会長)が「中小業者と高齢者、障害者が一緒になったやさしいまちづくりをめざそう」とあいさつ。
「高齢者、障がい者にやさしいまちづくりトーク」では、「共働きで留守をしていた家が火事になったとき、地域の業者や高齢者が火を消して大事にならずにすんだ」「業者がいてこそ地域が潤い、みんなが元気になれる」「障害者施設の認可など自立支援法のもとでは大きな負担がある。障害者や子どもにやさしいまちづくりを」など地域の業者、高齢者などの代表が発言しました。
地元の5グループが出演し、踊り、民謡、音楽などを披露し、会場を盛り上げました。
全国商工新聞(2013年6月24日付)
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