商工フェア、民商まつり各地で
県の後援も得て1000人を超える参加者が集まった「商工フェア」
商工フェアに1000人 県も後援 地域経済の活性化を期待=長崎
長崎県商工団体連合会(県連)は7日、県央の東彼杵町で「やるばい よかばい 魅力がいっぱい 11・7商工フェアIN TOUHI」を開催し、民商会員や市民など1000人以上が参加する元気いっぱいのフェアとなりました。
会場の彼杵児童体育館では、民商会員の製品や商品、技術を26ブースで展示。特設ステージでは文化のゾーンとして、地元のコスモス太鼓や県無形文化財の皿山人形浄瑠璃、会員も所属する津軽三味線などが披露されました。
県観光マイスターの竹本慶三氏(させぼ四ヶ町商店街協同組合理事長)が「まちを元気にする」と題して講演し、佐世保市での郊外型大型店の出店計画に対し「黒船の襲来」と、商店街の活性化に立ち上がった経過を紹介。「きらきらフェスタ」「YOSAKOIさせぼ祭り」などのイベントを立ち上げた経験にふれ「できないではなく、どうしたらできるかを考えること」「イベントはもうからないが人材をつくる」などユーモアを交えて語り、参加者に元気と勇気を与えました。
陶器工場の見学も好評
屋外では県内の民商会員が名物・名産品の販売や飲食店34店舗が軒を並べ大にぎわい。東彼民商会員の有限会社菊祥陶器の「窯元体験」には18人が参加。工場内を見学し、「絵付け」も体験しました。
県内各地、各民商で頑張る業者を映像で紹介する「バーチャル店舗紹介」(各民商が3分から5分程度の紹介映像を1枚のDVDにまとめたもの)も好評。婦人部は、12月に開かれる「日本平和大会イン佐世保」で全国の参加者を歓迎する100人参加の踊りを舞台で初披露しました。
展示企画に参加した佐世保民商の豊嶋郁江さん(ガーデンギャラリーIKUE)は「民商がこれだけの規模で取り組んだことがすごい。私も独自に30人の友人に案内はがきを出し参加してもらいましたが、ぜひこの企画を続けてほしい」と感想を語りました。
県連として初開催の「商工フェア」は、県も地域経済の活性化につながるとして後援しました。
徳永隆行実行委員長(県連副会長)は「1000人を超える参加で成功することができたことは非常にいい経験」と語りました。
民商まつりに4000人 業者の姿アピール=埼玉・川口
埼玉・川口民主商工会(民商)は10月24日、川口西公園で「第15回川口民商まつり」を開催し、4000人を超える市民が参加しました。
支部出店・業者出店は19店舗で、好評のもちつきをはじめ、焼きそばなどの定番商品から牛スジの煮込み、パキスタンカレー、きりたんぽ、すいとんなどさまざまな料理が出店。フリーマーケットも60ブースの出店となりました。
開会式では秋山浩実行委員長に続き、米田務川口民商会長が「厳しい情勢ですが消費税増税を必ず阻止し、要求実現に向けて頑張ろう。元気な民商を大勢の市民にアピールしよう」とあいさつしました。
中央ステージではまつり開始とともに、福引大会や催し物がスタート。ステージではピエロの大道芸に大盛り上がり。シンガーソングライターの新星、本城奈々さんのピアノ弾き語りに聴き入りました。
建築ネットワークが子ども工作教室を行い、いすや本棚などを本職の大工さんが指導する手作り体験コーナーも用意されました。将棋コーナーでも子どもから大人まで将棋を楽しんでいました。
支部や業者の売店では何を食べればいいか迷うほど。フリーマーケットは通路までいっぱい。出店者の元気な声が飛び交いました。
午後のステージでは青年部を中心に「○×クイズ大会」が行われ、難問・奇問に参加者も右往左往。福引会場では開始とともに列ができ、1等の「ディズニーランドチケットまたは旅行券」を当てようと1日中大にぎわいとなりました。
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