区後援、民商祭りに7000人=東京・北
「地元に生きる 地元のために 地域中小業者の祭典」をテーマに、東京・北区民主商工会(民商)は10月31日、北区民商まつりを開き、7000人が参加。地域に根を張る中小業者の元気な姿を区民にアピールしました。まつりを始めて33年。北区が後援し、区民のまつりとしてすっかり定着しています。
7000人が参加した北区民商まつり
区長も激励に
前日は台風14号の影響で関東地方は大荒れでしたが、なんとか持ち直し、朝5時から宇津木正志会長を先頭に準備開始。途中、「開会式まではいられないのですが…」と、花川與惣太区長が激励に駆け付けました。
午前10時、宇津木会長が開会を宣言し、まつりがスタートしました。会場内には40を超える模擬店と、平和展や経営対策部などの展示コーナー・民商紹介ブース、署名コーナーなどを設けました。
ミニ畳製作体験コーナーを設けて仕事をアピールする八巻さん(左)
畳店の八巻太一さんは、ミニ畳作り体験コーナーを作り、畳の良さをアピール。大沼工芸は、子どもたちが公園で拾ってきたどんぐりにきらきらクリスタルを付けてやじろべえを作り、アリス工房は塗料の色見本を展示しながらリフォーム相談を受けました。
宇津木工務店では、メーカーを呼び、ソーラーシステムを説明。縁生舎は「NPOだからできる葬送相談」コーナーを設けるなど、それぞれ工夫を凝らして宣伝しました。
舞台では豊心太鼓の演奏で2部が始まり、月萌のエレクトーンと篠笛のコラボ演奏、民謡ミニコンサートも大好評。リズムコレクションの迫力あるダンスやTOKYO雑技京劇団の伝統芸と、バラエティーに富んだ構成となりました。豪華景品が当たる福引大会も大盛況でした。
大勢の人に支えられ、まつりは大成功。「買い物してお得。遊びに来て面白い。参加するのが一番」と喜ばれました。
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