商工フェアに2000人来場=広島・福山民商
元気な中小業者アピール/技術と品質の高さに注目が
かんな削りを体験するコーナー。子どもたちも大喜びでした
広島・福山民主商工会(民商)は1日、「輝け!中小業者 商工フェア2010」を開き、2000人が来場しました。会場には、53のブースが並び、職人の技と専門店ならではの商品を紹介。元気な中小業者の姿を地域の人たちにアピールしました。夏休みの子どもたちも楽しみ、終日、にぎわっていました。
会場を揺らすほどの迫力ある「箕島みだれ太鼓」の音で開幕。藤井賢次郎実行委員長は「すべてのお店を回って、地元で頑張る中小業者を覚えていただければ何よりです」とあいさつしました。
職人の技を紹介
「あなたを見てインスピーレーションで言葉を書きます」のコーナーでは長蛇の列ができました
昨年に引き続いて職人の技術を紹介するブースを用意。
藤井善章さん=製造=が福山の伝統工芸・琴の手彫りを実演。技術をじっくり見る人やかんなかけ体験が好評でした。
「あなたを見て、インスピレーションで、言葉を書きます」のコーナーでは、イラストレーターAyaさんの前に行列ができました。
「お好み焼大ちゃん」を経営する東1支部のIさんは初参加。実用新案をとっている玉ネギ入りのお好み焼「大ちゃんスペシャル」90食分を販売し「会場で食べたお客さんが再度買いに来てくれた。次回も参加します」と笑顔でした。
東2支部の「ミートショップ」のJさんは商工フェアの常連。手作りウインナーが好評で、毎年盛況です。「今年は新しいものを」とサイコロステーキを販売。あっと言う間に完売しました。
参加し良かった
コーヒーやケーキなど、お店の品物をそのまま会場に持ち込んだCASKのKさんは「参加してよかった。店でじっとしているより、たくさん販売でき、お店の宣伝もできた。誘ってもらってありがとうございます」と喜び、車のタンチのTさんは「商工フェア価格(5万円)で展示した中古車が早々に売れた」とにこやかに話していました。
全17支部が催し物を企画し、城南支部のおもちゃ、誠之支部の風船つり、城東支部の輪投げ、城北支部の金魚すくいでは子どもたちの歓声が響いていました。
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