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「ピンチをチャンスに」
「IT」など多彩な分科会で元気 第9回滋賀県商工交流会
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製品・商品展示も好評だった滋賀県商工交流会 |
滋賀県商工団体連合会(県連)は11月2日、「ピンチをチャンスに、今、中小業者は」をテーマに第9回滋賀県商工交流会を開き、107人が参加しました。
吉田敬一教授は記念講演で、「以前は、エンジンのある機首(大企業)が上がれば後尾(中小企業)も上がっていくジャンボ機論が言われたが、今は、しぼりきった3段目や2段目ロケットは切り捨て大企業の1段目だけが伸びてゆくという3段ロケット論だ」と指摘。「今、中小業者は個々の経営努力だけでなく営業環境を守る共同、連帯、変革の取り組み、『客よし、店よし、世間よし』の三方よしが大切」と強調し、実例も含めた豊富な話で参加者を元気づけました。
午後は七つの分科会を開催。
「建設・建築分科会」では、新製品・耐震対策「ゆるまないネジ」がDVDで紹介され、瑕疵担保履行法の狙いと問題点、加入条件と手続きを論議。「IТ、webグローバルな未来へ分科会」では、竜王・福井ぶどう園の代表が「ホームページに県のブランド品『竜法』がのったら注文が殺到。品物が足りなくなりホームページから外した」と、ホームページのすごい威力を報告しました。「商店街振興分科会」では、「商店街問題でなくまちづくりの問題として取り組むことが大切」「空き店舗や巡回バスの必要性」などが論議されました。
「わかりやすい金融問題分科会」では、銀行労組からの参加もあり金融危機問題とともに、融資を借りやすくする方法を交流。(1)自分の評価を上げ、銀行が書類を作りやすい状況をつくる(2)担保より事業内容(3)銀行は貸付先を育てたいと思っている‐が強調されました。「税務行政対策分科会」では、税務調査の取り組みが交流され、「税務署員に調査理由が聞けたり、調査日を納税者が指定できるとは知らなかった。想像もしなかった」などの感想も出されました。
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