2014年国民平和大行進 核兵器のない世界へ
東京〜広島は5月6日出発
「すべての人が声をあわせ、核兵器のない世界へ、非核と9条輝く日本へ」 ―― 。2014年原水爆禁止国民平和大行進(同中央実行委員会)が5月6日から8月4日まで、核兵器の廃絶を求めて全国11幹線コースを中心に行われます。また幹線コースと各地の網の目行進を結び、全市町村で歩くことをめざし、各地の民主商工会も毎年、行進に参加しています。
東京-広島コース(5月6日、東京都江東区夢の島を出発)では全国商工団体連合会(全商連)や全商連婦人部協議会、全商連青年部協議会の青旗をリレーします。
今年は(1)国民的な協力・共同を呼びかけ(2)青年行進など、ひとりでも多くの全国の青年に行動参加を呼びかけ(3)すべての自治体を訪問し、さらに共同を広げ(4)被爆者と連帯する行進 ―― を広げます。また核兵器全面禁止をはじめ、ノーモア・フクシマ、原発ゼロ、被災者支援の声をつないで歩きます。
被爆から70年を迎える来年、4月に「核兵器のない世界」を実現するため2015年核拡散防止条約(NPT)再検討会議がニューヨークで開かれます。
世界では146カ国の政府と平和団体が核兵器の廃絶をめざす中で、日本政府は核兵器禁止条約の交渉にも核兵器禁止使用条約にも不賛成の態度を示しています。行進の成功とともに国民の声を署名に結集して送り届けることがいっそう重要になっています。
全国商工新聞(2014年4月7日付) |