2013年国民平和大行進 核兵器廃絶の共同広げ一歩でも参加を
2013年原水爆禁止国民平和大行進(同中央実行委員会主催)が5月6日、東京・夢の島の第五福竜丸展示館前と北海道・礼文島から始まります。
全国11の幹線コースで取り組まれ、核兵器廃絶を求めて行進します。各地の民商・県連は毎年、全自治体を網羅する網の目行進を担っており、東京→広島コースでは全国商工団体連合会(全商連)や全商連婦人部協議会、全商連青年部協議会の青旗をリレーします。
今年の特徴は核兵器全面禁止を共同の目標にして▼原発ゼロ、放射能被害一掃とエネルギー政策の転換▼憲法9条と平和▼危険なオスプレイの配備反対▼普天間基地など危険な米軍基地の撤去
― など、「平和な日本と安心できる国民の暮らしを」の声に連帯することです。
実行委員会では、「核兵器全面禁止のアピール」を支持する署名を共通の行動に、多くの人が一歩でも二歩でも一緒に歩くことを呼びかけています。
国民平和大行進は、50年以上の間、休まず続けられ、47都道府県と7割を超える自治体を通過し、10万人が参加する国民的行動となっています。核兵器廃絶を願う人なら誰でも参加できます。「ノーモア・ヒロシマ! ノーモア・ナガサキ! 核兵器のない世界を」と核兵器廃絶を訴えて全国を歩きます。
1958年6月、被爆地の広島から東京へ、1000キロを歩く最初の平和行進が行われました。参加者は、毎日2人、3人と増え続け、延べ100万人にもなりました。
全国商工新聞(2013年4月22日付)
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