核兵器廃絶は草の根の力で 「平和運動交流会」=兵庫
核兵器廃絶に向けた運動をさらに広げることを誓い合った兵庫県連の平和学習会
兵庫県商工団体連合会(県連)は7月29日、「平和運動交流会」を開き37人が参加しました。
兵庫県原水協代表理事を務める県連の宮永桂介会計が、今年の世界大会の意義について話をした後、5月のNPT再検討会議への要請行動に参加した根津富太郎常任理事がニューヨークでの行動を報告。「日本の運動は世界に大きな影響を与えている。すべての国民が被爆国日本の国民であることを自覚し、一つひとつの草の根の運動を大事にしていこう」と訴えました。
「NPT再検討会議の成果と課題」をテーマに講演した原水爆禁止世界大会起草委員会の冨田宏治委員長(関西学院大学教授)は「オバマ大統領のプラハ発言で一筋の光が差し込んだ。核兵器廃絶の流れを大きくするのは草の根の平和運動の仕事である」と強調。同時に日本が「核抑止力論」と「核の傘」から脱却することの重要性などを明らかにしました。
参加者はNPT会議の成果を受け、核兵器廃絶に向けた運動を大きく前進させようと誓い合いました。
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