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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 平和・憲法 > 全国商工新聞 第3184号9月14日付
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平和・憲法
 

戦争法案 許さない


"平和でこそ商売繁盛"の思い込め 中小企業者が大宣伝=東京・渋谷民商

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東京・JR代々木駅前で一人ひとりが商売と戦争法案反対への思いを語る渋谷民商会員、役員たち

 ヘルメットをかぶり、コック服をまとった中小業者が1日、東京・JR代々木駅前で「私の話を聞いとくれ」と、戦争法案廃案を訴えました。マイクを握ったのは渋谷民主商工会(民商)の会員8人。アコーディオンのメロディーに乗せた訴えに、話に聞き入ったり、スマートフォンで写真を撮る人も現れるなど、大きな注目を集めました。

アベ政治ノー 仕事着で訴え
 「私たち業者の話を聞いてください」。1日午後5時過ぎ、JR代々木駅前に仕事着姿の中小業者が「平和でこそ商売―戦争法案は許さない」と書かれた横断幕をバックに並びました。
 アコーディオンの演奏が始まり、60年代後半に歌われた「受験生ブルース」の歌詞をアレンジし、♪おいでみなさん聞いとくれ 私は渋谷の業者です…。私の話を聞いとくれ♪ と、マイクを握った業者が訴えました。トップバッターはヘルメットをかぶった建築業の田中正敏さん。渋谷民商の会長です。
 「オリンピックで景気がいいのは大手ゼネコンだけ。まちの建築業は関係ありません。二枚舌で国民をだます安倍内閣には、五寸釘をぶち込んでやりたい気持ちです」
 一人ひとりの訴えが終わるたびに歌を歌い、次々とマイクがリレーされます。
 参加した業者の職種もさまざまで訴えも商売にからんだスパイスの効いたものばかり。
 自らの商売を語る業者ならではのアピールに、仕事帰りの人たちも、振り返り、耳を傾けました。

カンパや声援大きな反響が
 話にじっと耳を傾ける人、歌を一緒に口ずさむ人、そしてスマホで写真を撮る人たちも。経営コンサルタントの高桑隆さんは「後方支援が一番危ないんだよ」とカンパを手渡すなど、大きな反響が寄せられました。
 渋谷民商が駅前宣伝を決めたのは「戦争法案を廃案にしたい」という切実な思いから。「業者らしい格好で、自分の言葉で戦争法廃案を訴えられないか」。アコーディオン奏者で副会長の斎藤学さんの問いかけがきっかけでした。
 アドリブを含め、戦争法案反対を訴えた参加者からは「盛り上がったね」「音楽の演奏があってみんな振り向いてくれた」などの感想も出され、緊迫した情勢の中、戦争法案廃案へ心を一つにしました。

渋谷宣伝 「私の話を聞いとくれ」
 ♪おいでみなさん聞いとくれ 私は渋谷の業者です。アベの政治はもうごめん 私の話を聞いとくれ♪(受験生ブルースのメロディーで)を歌った後に業者が訴えた「私の話」を紹介します。

田中 正敏さん=建設

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 オリンピックで景気がいいのは大手ゼネコンだけ。まちの建設業は関係ありません。二枚舌で国民をだます安倍内閣には、五寸釘をぶちこんでやりたい気持ちです。

石橋 龍一さん=農業

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 安全でおいしい野菜をつくっています。遺伝子組み換えの食べ物なんかとんでもない。戦争になれば野菜もつくれません。

河田 光博さん=不動産管

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 消費税の増税は反対です。消費税を上げてオスプレイを買うなんてとんでもありません。増税は戦争の始まりです。

松浦 保善さん=ベビーシッター

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 安倍さんの答弁はウソばかりでこりごりです。どの国の子どもたちも戦場に送らないでください。戦争をしないでください。

加藤 艶子さん=カレー店

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 テレビでも紹介されたおいしいカレーを作っています。戦争は大嫌いです。戦争法案を進める安倍首相には辛口の味でお仕置きします。

徳島 輝さん=デザイナー

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 安倍内閣の国をデザインする能力はデタラメです。あまりにも右へ傾きすぎています。私が安倍首相に平和のデザインを教えてあげます。

平野 栄子さん=レストラン

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 毎日おいしいビールと料理でお客さんに喜ばれています。戦争法案が通れば、外食どころではありません。安倍政治に反対してください。お願いします。

江口 良さん=パン店

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 白い小麦粉でおいしいパンを毎日作っています。白を黒というウソだらけの安倍内閣はもう許せません。






全国商工新聞(2015年9月14日付)
 
   

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