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「平和のための戦争展」=東京・北区
戦争展では小山一郎さん(故)の生涯が紹介されました
「平和のための北区の戦争展」が8月21、22の両日、東京都北区内で開かれました(同実行委員会が主催)。北区民主商工会(民商)や教員組合、青年劇場など30団体が協賛し600人が参加しました。
Sさんは親子で参加。「被爆した人たちが焼け野原をさまよい歩いている絵がとても衝撃的だった。娘は上中里や日暮里で戦争を体験した人の話を読み、『戦争絶対反対』と数人の友達にメールしていた」と感想を寄せていました。
紫金草合唱団のうたごえでは、6月に他界した民商会員・小山一郎さん(西ヶ原支部)の追悼コンサートが行われ、DVDの上映とともに「撫順の朝顔」を合唱しました。戦犯を収容していた中国撫順市の収容所を出るとき、監視員から「今度中国へ来るときは、武器ではなく花を持って…」と数人に渡された朝顔の種の話を歌にしたもので、参加者は民主運動、平和運動を生涯の仕事として力を注いできた小山さんの姿を思い浮かべながら合唱しました。
塚本重雄実行委員長(民商相談役)は「酷暑の中、大勢の人が参加してくれた。核兵器廃絶に向かっているのが世界の大きな流れ。憲法9条を守る運動をさらに発展させることが大切であることをあらためて実感した」と話していました。
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