国分全商連会長を先頭に東京・夢の島を出発
核兵器廃絶などを求め、広島へ向けて出発した国民平和大行進(左が国分会長)
原水爆禁止2010年国民平和大行進(同実行委員会主催)の出発集会(東京―広島コース)が6日、東京・夢の島公園で開かれ600人が参加。全国商工団体連合会(全商連)の国分稔会長を先頭に、都内の民主商工会(民商)会員や事務局員が青旗を掲げ、核兵器廃絶を求めてアピールしました。
ニューヨークで開かれたNPT(核拡散防止条約)再検討会議に参加し、前日に帰国した国分会長が決意表明。セントラルパークでの署名行動では、世界各国の人々から賛同署名が集まったことを報告し、「核兵器廃絶は世界の大勢。8月の原水爆禁止世界大会に向け1200万の署名を集めよう」と呼びかけました。
婦人部の旗を掲げて行進する荒川民商婦人部長の鈴木久美子さん=印刷=と墨田民商婦人部副部長の山口公子さん=皮革縫製。仲間と集まれば仕事がないとの声が出されるといいます。「思いやり予算など米軍に税金を使うよりも中小業者を応援してほしい。普天間基地移設問題で怒りにわく沖縄のためにも日米同盟をやめるべきだ」と話し、力強く行進しました。
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