緊急抗議集会 オスプレイ低空飛行やめよ!=高知
高知市役所前でシュプレヒコールを上げる「オスプレイの低空飛行訓練に反対する緊急集会」の参加者
「オスプレイの低空飛行訓練に反対する緊急集会」が3月11日、高知市役所前で開かれました。高知県商工団体連合会(県連)も加盟する憲法会議や平和運動センターなどでつくる「郷土の軍事化に反対する高知県連絡会」が呼びかけ、約150人が参加しました。
高知県平和委員会の和田忠明事務局長が米軍機の訓練飛行ルート「オレンジルート」の県北地域(嶺北地域)での低空飛行の実態を報告。社民党、新社会党、共産党の各代表が決意表明しました。
閉会あいさつで山崎秀一平和運動センター議長は、尾崎正直知事に(1)オスプレイの配備、飛行訓練実施に強く抗議すること(2)すべての米軍機の低空飛行訓練、夜間飛行訓練の中止を求めること ― を要請したことを報告。知事も「低空飛行訓練中止を求めている」と公言していることを紹介し、「飛行訓練の中止、さらに配備そのものに反対する運動を強めよう」と、呼びかけました。参加者は「低空飛行訓練やめろ」「オスプレイ配備反対」のシュプレヒコールを上げました。
嶺北地域は、低空飛行訓練ルート「オレンジルート」の直下にあり、20数年間にわたり、米軍機が低空飛行訓練を継続。1994年10月14日には、保育園から500メートル地点のダム湖に墜落し、乗員2人が死亡する事故も起きています。
本山町は長年、町独自で米軍機の飛来回数を調査。93年は153回、94年は153回、95年は184回。近年は年間30〜50回台となっています。
全国商工新聞(2013年4月8日付) |