自衛隊の武装パレードやめよ=長崎・佐世保民商
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商店街を武装してパレードをする自衛隊員 |
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軍事パレード反対の声をあげる、佐世保平和委員会 |
「憲法9条を守れ、陸上自衛隊の武装パレード反対」‐。長崎・佐世保民主商工会(民商)も加盟する佐世保原水協と平和委員会は9月11日、佐世保市内繁華街アーケードで実施された自衛隊の武装パレードに対する怒りの抗議行動を展開し、約30人が参加しました。
佐世保原水協の山下千秋理事長は「自衛隊のありのままの姿を見せるためと、迷彩服を着て小銃を掲げ、市民を威圧するかのような行為は許せない」と力強く訴えました。
自衛隊員のパレードは、02年から市政施行100周年記念行事の一環として始まったもので、今年は陸上自衛隊相浦駐屯地創立55周年行事で行われました。陸上自衛隊相浦駐屯地の西部方面普通科連隊約200人が迷彩服を着て小銃や機関銃を携行し、海自音楽隊を先頭に完全武装し20分間行進。周辺は異様な雰囲気に包まれました。
9月7日、佐世保原水協、平和委員会は「陸自武装パレード中止を求める申し入れ」を陸上自衛隊相浦駐屯地北村昌也司令に行いましたが、具体的な回答はありませんでした。
佐世保民商婦人部副部長のAさん=アルミサッシ取付=は「まるで戦時中のようだ」と涙ぐんでいました。
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