住宅街で不発弾爆破 米軍に抗議=神奈川・相模原
事前説明なしの処理許せぬ
抗議文を読み上げる連絡会のメンバー
神奈川県相模原市の米軍相模総合補給廠で焼夷弾が見つかり、住民に説明がないまま8月27日、不発弾爆破処理が行われました。相模原民主商工会(民商)も参加する「キャンプ座間周辺市民連絡会」は、午前8時半から抗議行動を展開しました。
爆破は午前9時半過ぎから断続的に行われ、爆発音とともに10メートル近くの土柱が立ち、周辺に土煙が立ち込めました。補給廠の周辺は住宅密集地でJR横浜線が走り、学校や病院があります。なぜ、市街地の真っただ中で爆破処理をするのか、説明は何もありませんでした。
相模原市は「安全な場所に移して処理すること。周知期間が短いことから処理日程の延期」を求めていました。
昨年も不発弾80本の爆破処理をし、今回さらに100本が発見されたことから、「ほかにもまだあるのでは」と不安が広がっています。
連絡会では早急に調査し、市民に知らせることを求めています。
|