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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2925号 5月10日付
 
安保・基地
 

米軍基地移設反対集会に15,000人が参加=徳之島


 「徳之島に米軍基地はいらない」「美しい島を壊すな」‐。「米軍基地徳之島移設断固反対1万人集会」(主催は3町の首長らでつくる徳之島への米軍基地移設反対協議会)が4月18日、鹿児島県徳之島町亀津漁港前で開かれました。

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基地移設に反対しようと、こぶしを突き上げる集会参加者ら

 沖縄の普天間基地の移設を狙う鳩山政権に対し基地ノーの地元の意思表示をしようと、会場には島の人口(2万6000人)の6割に当たる1万5000人が集結。大人から子どもまで、みんなが「絶対ダメ」「基地はいらん」と書かれた手作りののぼりやプラカードを掲げるなど、島ぐるみの決意を示しました。
 農業、漁業、商工業者、老人会、青年、婦人、文化人など、幅広い層から決意表明が行われました。商工業者の代表として登壇した徳之島民主商工会(民商)理事の重田勝也さん=黒糖製造販売=は「私たち中小業者の経営を取り巻く情勢はとても厳しい。しかし基地に頼らず、自立による島おこしをめざし、未来を語り合い、励まし合いながら頑張っている仲間がたくさんいる」と発言。沖縄の現状に触れ、基地は決して地域振興にはつながらないことを指摘し、「基地移設に断固反対することを誓います」と訴えると、聴衆からはひときわ大きな拍手が送られました。

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子どもからお年寄りまで、手作りのプラカードを持って集会に参加しました

 会場には多くの民商会員たちも参加。苦しい生活と将来の不安から、受け入れ反対を迷っている人がいる現状も。しかし重田さんやほかの人たちの話を聞き、「島の将来を自分たちの手で作ろうという訴えに、連帯と元気をもらいました」と語っていました。

   
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