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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2901号 11月 2日付
 
安保・基地
 

米軍機墜落事件のたたかいをCD−Rに記録

 米軍厚木基地から離陸した米軍偵察機が1977年9月27日、横浜市緑区(現青葉区)の住宅地に墜落・炎上した事故(注)から32年。事故現場や被害者、県民運動のたたかいなどを記録し続けた神奈川・横浜緑民主商工会(民商)の内藤嘉利さん=写真家=はこのほど、3万数千点の写真から厳選しCD‐Rを作製、普及に努めています。

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事故や被害者らの苦しみ、悲しみとたたかいを撮り続けたカメラを手にする横浜緑民商の内藤嘉利さん
 ドラム缶65本分の燃料が炎上した現場、占領軍のように振る舞う米兵を鋭敏にとらえた写真の数々。
 事故で愛児を失い、闘病の末亡くなった土志田和枝さん、民事裁判で「安保に風穴を開けた」と報道された画期的判決をかちとった被害者の椎葉寅生さんらのたたかいや県民運動などを、解説を付けて分かりやすく記録しています。
 内藤さんは「事故現場で目撃した米兵のVサインとウインクが私の感情に火をつけ、従属国家の異常さを肌で感じ、事件の語り部になろうと撮り続けてきました。来年50年になる日米安保、軍事同盟の実態を班会や集会などで学ぶ上で、特に青年に見てほしい」と話しています。
 価格は1枚500円。問い合わせはTel&ファクス045・921・6952
◇  ◇
(注)米軍ジェット機墜落事件
 1977年9月27日、住宅地に燃料を満載したジェット機が墜落し重軽傷者9人。翌朝までに大やけどで2人の幼児が「パパ、ママ、バイバイ…」と言い残して死亡。その子たちの母親も4年以上の苦しい闘病生活の末亡くなりました。日米安保条約を背景に、米軍と自衛隊は米兵パイロット救出を優先しました。

   
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