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  トップページ > 平和・民主主義のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2895号 9月14日付
 
安保・基地
 

「米原子力空母は来るな」=横須賀

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浦賀水道を通る空母「ニミッツ」に抗議する人たち
 「横須賀を原子力空母の基地にするな!」‐。空母「ニミッツ」入港に抗議する集会が8月24日、「うみかぜ公園」で行われ神奈川・横須賀民主商工会(民商)の5人を含む約50人が参加しました。
 抗議集会の参加者は「原子力空母は来るな!」「核兵器を持ちこむな!」と怒りのシュプレヒコールを上げました。民商の富塚昇会長は「今回のニミッツの入港は、平和でこそ商売繁盛と強く訴えている私たちに対する挑戦です。原子力空母の母港化や基地強化に反対する声を大きくしたい」と決意を表明しています。
 今回の入港の表向きの目的は、「補給、乗員の休養」などとしていますが、横須賀を母港にしている空母「ジョージワシントン」が南太平洋、南シナ海に展開したことに伴い、北東アジア地域の米空母の空白を埋めるための寄港です。横須賀を、西太平洋の空母2隻体制の拠点と位置づけたアメリカの戦略が根本にあります。
 吉田雄人・横須賀市長は、ニミッツ寄港について「日米両政府の取り決めに基づくものであるということは理解している。しかしながら米海軍には寄港中における安全管理について万全を期していただきたい」とコメント。市民の間からは「怒りを覚える、官僚的な姿勢そのものだ」といった市長への厳しい批判の声が上がりました。
   
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