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泣き寝入りせず米兵犯罪無くそう=横浜
「なぜ米兵犯罪はなくならないのか? その犯罪に泣き寝入りせず、裁判闘争の勝利を支援する学習と決起のつどい」が先ごろ、横浜市内で開かれ114人が参加しました(主催は山崎さんを支援する会)。
山崎正則さんの妻が横須賀市内で米兵に強盗殺害されてから3年。殺害した米兵と日米両政府の責任を追及する裁判が、3月11日に横浜地裁で最終弁論・結審するのに合わせて開いたものです。
ジャーナリストの景山あさ子氏は、ごく普通の青年らが、ちゅうちょなく殺人できるまで反復訓練する米海兵隊のブートキャンプ(新兵訓練)を取材した映像を紹介しながら講演。「戦争が続く限り、こうした兵隊を再生産するのが今のアメリカ社会」と強調しました。
弁護団の高橋宏事務局長は、裁判権を事実上放棄する「密約問題」などを背景に、米兵犯罪の75%以上が不起訴になっていることを指摘。「司法も、被害者に裁判を断念させるような対応で、米軍も『日本で犯罪を犯しても大丈夫』と教えていると疑わざるを得ない」など裁判をめぐる到達点を報告しました。
つどいでは、山崎さんなど被害者とその家族が決意を表明。性的暴行を受け、7年間たたかい続けるジェーンさんの訴えに、すすり泣く声が会場にあふれ、温かい支援の品が届けられました。
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