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  トップページ > 平和・民主のページ > 安保・基地 > 全国商工新聞 第2811号 12月17日付
安保・基地
 
岩国・座間で1万人超集会
基地再編・強化許さない
まちの未来と平和守ろう
日米両政府に怒り 運動さらに

米軍艦載機くるな
山口・岩国市怒りの集会 国の補助金カットに講義
 米軍基地の再編・強化に反対する市民大集会が1日に山口県岩国市で、2日に神奈川県座間市で開かれ、それぞれ1万人を超える市民が参加して基地強化押し付けにノーの意思を示しました。自治体や住民の合意を得ないままに再編を強行しようとする日米両政府に怒りを込めて強く抗議し、沖縄をはじめ、全国と連帯してたたかう決意が大きく広がっています。

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「国の仕打ちは許さん怒(ど)ー」と「怒」の文字をいっせいに掲げる集会参加者
 山口県岩国市で1日、「国の仕打ちに怒りの1万人集会in錦帯橋」が開かれ1万1000人が参加しました。
  「この清流・錦川や錦帯橋のまち岩国を、極東一の米軍基地にしていいでしょうか。愛宕山に米軍住宅などもってのほかです」などの集会アピールを採択しました。
  この集会は、米軍艦載機の配備反対に対して市庁舎建設の補助金をカットした国への抗議の意思を示すために開いたもの。
  岩国市民以外にも中四国・九州などからの参加もありました。
  井原勝介市長は「岩国市民は住民投票を契機に、自らのまちの未来は自ら選択するという強い意思を示した」と述べ、「市民を守るために自らの手で新しい民主主義をかちとろうではありませんか」と訴えました。
  野党や無所属の国会議員9人も駆けつけあいさつしました。
  地元・岩国民主商工会(民商)の会員も多数が参加しました。
  錦帯橋の近くで時計・宝石・メガネを販売する植野友行さん(57)は「国の補助金カットは本当に頭にきます。市民感情を逆なでしている。民商でも大事な集会と位置づけて支部段階でも議論し、参加者を募りました」と話します。
  江本俊信さん(56)=二輪車販売=は「『集会に参加するため店を閉めます』と張り紙をしてきました。これだけ集まるとはびっくりしました。感動もんです。市長のあいさつも力強いものがありました。今、岩国が国の言う通りになったらよそに波及する。そうさせないためにも頑張る」と語ります。
  南岩国町の松田茂さん(58)=ノコ目立て=は「市長の思いが全国にアピールできたのではないか。わたしも民商で誘いのビラを配ったりしましたが、その甲斐があった」と話していました。
 
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