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「民商だからできた」 東京・世田谷 クリーニング店懇談会 |
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○…東京・世田谷民主商工会(民商)は、さまざまな業種の懇談会を計画。昨年12月3日には民商事務所でクリーニング店の会員ら6人が集まりいろんな話が出ました。
○…庶民の所得が減るなかで、売り上げが減少、溶剤や燃料など石油関連の費用も大幅に値上がりし、クリーニング店はどこも深刻な状況です。さらにコンビニ店でクリーニングの取り次ぎをするところも増え、競争も激化。「経費が増えたので、一部値上げをした」「価格を下げて営業したら、体がもたない」など、切実な話が続きました。
○…しかし一方で、技術と工夫で努力をしていることも披露。「プリペイドカードを発行して割引し、お客さんを逃がさないようにしている」「ワイシャツはもうからないけれど、仕上がりの白さがはっきりするので、店の技術を分かってもらえる。それに力を入れている」「ボタンは保存しておいて、ボタン付けのサービスをしている」と続き、「さすが」の声も。「他の店に行ったお客さんが戻ってきてうれしい」と、この仕事ならではのやりがいを話してくれる会員もいました。
○…「同業者で商売の話をすることはほとんどない。今回話ができたのは、民商だから」と、最後はみんな「いい顔」に。仕事にかける思いを交流でき、喜ばれました。次回は建設業者の懇談会を予定しています。
(世田谷・川又秀夫通信員)
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