料飲街に活気と笑顔 民商の夜オリ各地で好評
お気に入りの店発見 東京・板橋民商 「良い企画」と反響
板橋民商の「飲食店ナイトツアー」を楽しむ参加者たち
東京・板橋民主商工会(民商)は5月15日、第6回「飲食店ナイトツアー」を板橋駅周辺で開催しました。「地元の飲食店に活気を」「地元の良い店を発見しよう」と厚生文化部会が企画したもの。11店舗55人が参加し、にぎわいました
開会式は下板橋駅前集会所で行われ、厚生文化部の吉田豊明部長が主催者あいさつとルール説明。板橋駅の再開発など地域が抱える問題も報告しました。
開会式後、4〜6人ほどのグループで、それぞれのコースのマップに従って3軒をはしご。民商の会員以外にも居酒屋、和食、各国料理からバーやスナックまで幅広いお店がおもてなししました。あるグループは、パクチーと香辛料たっぷりのタイ料理で異国情緒を楽しんだ後、おしゃれなバーでおいしいお酒とおしゃべり、3軒目の大衆酒場で締めにおでんをいただき、「どこも水準が高かった」と満足の様子。参加者からは「本当に楽しかった。新たにお気に入りのお店を発見できた」「毎回参加しているがハズレたことがない」「最後に行ったスナックがお気に入り。楽しい企画なのでまた開催してほしい」との感想が寄せられました。
参加店舗からも「とってもすてきな企画。次回はお客さんとして参加してみたい」「街に活気が出て良いですね。商売のしがいがある」「とても良い企画なのでホームページなどでもっと広げてほしい」と激励と要望が寄せられました。
今後は店舗、参加者からのアンケートを集約して、より良い企画になるように検討していきます。
新たな出会いに満足 熊本・天草民商 市や観光協会も後援
新しい出会いが広がった天草民商の料飲スタンプラリー
熊本・天草民主商工会(民商)は5月18日、「第10回夜の街・料飲スタンプラリー」を市街地周辺の料飲店21店舗の協力で開催しました。天草市や天草宝島観光協会の後援も受け、131人が参加し、新しい出会いを楽しみました。
指定された3店舗を2時間で回るルール。お店では刺し身、唐揚げ、おにぎりやキビナゴの天ぷら、煮物などが準備されていました。スナックでもツワブキの佃煮や卵焼きなど手作りの料理でおもてなし。「ソラ豆は初物!」と喜ばれていました。ワンドリンク以外にもウエルカムドリンク(ワインやジュース)を用意するお店や、コース料理のようにサラダやお吸い物、果物など次々にサービスしてくれる店もありました。
あいにくの雨でしたが、参加者は同じコースになったグループとおしゃべりしたり、カラオケで歌ったり踊ったり、雨を吹き飛ばすくらいに盛り上がり、追加注文も相次いでいました。
空くじなしの抽選会では、特賞は高級感のある自転車で、実行委員長賞は天草二郎コンサートチケット、協賛店の協力でお食事券やビール無料券、焼酎キープ券などに加えて、商店賞も提供いただきました。賞品が昨年よりもぐっと増えて、発表までドキドキワクワク。当たり番号が読み上げられると、参加者は握りしめた抽選番号を見ながら大歓声を上げていました。
参加者は「こんなお店があるなんて知らなかった。また来たい」「同じコースのベテランさんが初参加の人を案内しながら一緒に回ってくれ、楽しく盛り上がった」など新しい出会いと発見に大満足。抽選会終了後も、「生ビール券や焼酎キープ券が当たったので二次会はそこに行こう」と街に消えていきました。
全国商工新聞(2018年6月18日付) |