店に活気 飲食店飲み歩きはしごツアー=愛知・名古屋南民商
「次は夜オリ」と意欲
「久しぶりに盆と正月がいっぺんに来たみたいで、本当にありがたい」(居酒屋「真樹」のNママ)-。名古屋南民主商工会(民商)は3月22日、会員や読者の飲食店を飲み歩く「はしごツアー」に初めて取り組み、12店舗と会員ら28人が参加。6コースに分かれて楽しく回りました。
4人1組を基本に3時間で3店舗を訪問。「500円クーポン券」に店のスタンプを押してもらうと、次回来店した際に500円割り引きしてもらえます。参加費は1人3000円。
MM部会(Minなが自慢できるMin商をつくる会)が「会員のお店を紹介し、景気の悪い飲食店を励まそう」「今後さらに広げて、夜オリ(夜のオリエンテーリング)に発展させていければ」と企画しました。
参加したお店は「いつもはこんな値段では出せないよ」と言いながらも奮発して「ほろ酔いセット」を工夫したり(料理「伊吹」のIさん)、「大将が市場に行ってるからネタはいつも新鮮」(焼き鳥「ひろちゃんU」のUさん)と自店の”売り”をアピール。
参加者は「会員同士でも初めて会った」「普段来ないところにお店があった」と新しい発見がありました。店にいたお客が「面白そう」と飛び入り参加する場面も。
MM部会のTさん=エレベーター保守=は「初めてでうまくいかない点もあったけれど楽しかった。また工夫してやりたい」、Kさん=内装工事=は「次は、もう少しお店を増やしたり、はしごするタクシーの運行も工夫すれば、もっと楽しくできそう」と次回へ意欲満々でした。
全国商工新聞(2017年4月10日付) |