副市長も夜オリ満喫 市が後援しにぎわう=沖縄・名護民商
沖縄・名護民主商工会(民商)は10月13日、「第2回なご夜の街オリエンテーリング」(夜オリ)を開催し、16店舗(会外11店舗)、約90人が参加しました。今回は名護市が初めて後援。親川敬副市長をはじめ職員5人も参加し、夜のオリエンを盛り上げました。
夜オリのルールは、参加費1人3000円で、3〜4人一組で指定された3店舗を2時間半で回り午後9時までにゴールをめざすもの。
午後6時半、名護市営市場からスタート。参加者は友達や仕事仲間、家族やその日初めて会った人などで組をつくり、一斉に指定された3店舗をめざし、名護の夜の街に繰り出しました。
参加店舗もバー、居酒屋、お好み焼き、シャブシャブ店と多彩で、会外の店舗は「店をアピールしたい」「新しいお客に来てもらいたい」と積極的に参加。中には1日5組限定のアグー豚のシャブシャブを提供する店もありました。
にぎわった店内からは参加者から「おいしい」の声が上がり、泡盛もすすみ会話も弾みました。
午後9時からは「お楽しみ抽選会」。景品が当たるたびに歓声が起こり、青年部のBさん=建築塗装=の機転の利いた司会進行もあり、最後の最後まで盛り上がりました。参加者からは「とても楽しかった」「初めて入ったお店だけど、とてもおいしかった」「回った3店舗はみんな良かった。別のお店にも行ってみたい」「毎月やってほしい」などの感想が寄せられました。
参加店舗からは「当日は赤字覚悟。今回夜オリに参加するのは多くの人に自分のお店を知ってもらいたいから」と、夜オリ参加者全員に商品券を提供するお店もあるなど、全参加店舗から景品の提供がありました。
実行委員長を務めた諸喜田武副会長=花卉農業=は「夜オリはお客もお店も楽しい企画。夜オリをきっかけに民商を知ってもらえたし、つながりができた。民商にとっても仲間を増やせるいい企画」と話しています。
夜オリを通じ、2店舗が商工新聞を購読。また、民商の要望で実現した商店版リフォームの受け付けが同時期に始まったこともあり、参加店舗から、「制度を利用したい」との声も寄せられました。
全国商工新聞(2015年11月16日付) |