新津で初の夜オリ 終了後もお客途切れず=新潟・新津民商
「私たちの地域でも」と初めて行った新津民商の「新津夜の街オリエンテーリング」
新潟・新津民主商工会(民商)は9月10日、「新津夜の街オリエンテーリング」を行いました。同地域では初開催で、104人、9店が参加。出店者会議で事前の準備も行い、大盛況でした。
当日は雨で足元が悪い中でしたが、開会式は熱気に包まれました。太田勝実行委員長の「レッツゴー」の掛け声で、参加者はいっせいに夜の街に繰り出しました。
参加者は3000円のチケットで4人1組を基本に2時間で3店舗を回りました。焼き肉店でどんぶりに盛られたモツ煮、中華料理店では自慢の麻婆豆腐など、心のこもったおもてなしを受けた参加者は、「結構いっぱい飲めた。雰囲気が好きな店があったのでまた行ってみたい」「次も楽しみ」などと話していました。
空くじなしの抽選会では、参加全店がボトル券や飲食券など景品を提供。券を手にしたお客さんたちは4軒目の延長戦になだれ込み、深夜まで途切れることはありませんでした。
出店者からも「初めてのお客さんが多く、店の宣伝になり大変よかった」「追加注文も受け、応援してくれているようでうれしかった」「夜オリが終わってからもまた来てもらい、ありがたかった」と好評でした。
新津民商は過去2回、五泉市でオリエンテーリングを開催。参加した役員・会員やニュースで知った飲食店の会員が「新津でもやりたい」と、取り組みむことに。開催地域の秋葉区の六つの支部役員会で企画について説明し、支部長を中心に声掛けをして参加者を募りました。
8月には出店者会議を行い、「20年ほど営業しているが、常連さんばかりになってきているので、初心に戻ってやってみたい」など夜オリへの思いを語り合いました。「追加注文が利益になるので、短時間で提供できるイベント用メニューを作る」「店長の自慢のメニューをお通しにつける」など、当日に向けても具体的に話し合いました。
全国商工新聞(2015年10月26日付) |