市の後援受け初開催 ほろ酔い飲み歩きツアー=福岡・飯塚
飲み歩き後の抽選会では、当選が発表されるたびに歓声が上がりました
福岡・飯塚民主商工会(民商)は3月28日、夜のオリエンテーリング「ほろ酔い飲み歩きツアー」を開催しました。地域の活性化につなげたいと、初めて挑戦したもので14店舗、55人が参加。飯塚市も後援し、街の料飲街に新しい活気をもたらしました。
市内の千鳥屋横緑道公園で行われた出発式では、小川英美会長が「このツアーを通じて地域を元気にしたい」とあいさつ。午後7時、参加者は指定されたお店に向かっていっせいにスタートしました。
参加した店舗はスナック、居酒屋、すし店など14店。会員外も3店参加しました。
参加店は、提供する食事や飲み物に一工夫。水割りやカラオケを勧めたりと、温かい「おもてなし」。2時間で3店舗を回るルールですが、居ついてしまう参加者も。仲間との交流、ママさんとの楽しい会話、新しい店の発見と、ツアーを楽しみました。
午後9時からは「お楽しみ抽選会」。1等のコーヒーメーカーをはじめ3人が商品を引き当て、そのたびに大きな歓声が上がりました。
参加店からは「お客さんがきてくれて元気が出た」「次回が楽しみ」「これで新しいお客さんが増えてくれれば」などの声が寄せられました。参加者も「こんなに楽しいとは思わなかった」「店を発見できるのがいい。次も行きたい」などの感想が寄せられました。
民商では、夜オリ実現に向け、八幡西民商の夜オリを視察。ポスターやビラをつくり、市への後援要請、民主団体への申し入れなど準備をしてきました。参加者の声に応え、次回はもっと新しいアイデアを取り入れ、参加を増やそうと話し合っています。
全国商工新聞(2015年4月20日付) |