「三方良し」笑顔広げ 料飲ラスタンプラリー初開催=大阪・東住吉
東住吉民主商工会(民商)は11月20日、「食べ・呑み・歩きスタンプラリー」を初めて開き51人、14店舗が参加。参加店舗との打ち合わせも密にし、参加者・店舗・主催者が満足できる「三方良し」の取り組みに笑顔が広がりました。
3000円の参加費で3店舗を回るルール。洋菓子の有名なカフェはピザを準備し、ラーメン店は7品のつまみをお酒に合うよう盛り合わせるなどメニューに工夫を凝らしてもてなしました。参加者からは「若い人たちが頑張っている姿に感動した。また行ってみたい」との声が聞かれました。
開催に向け、民商では経営部会と開催地区の役員らが中心になって実行委員会をつくり、他民商のスタンプラリーを参考に準備を進めました。参加店舗を募る際には「民商のスタンプラリーはお店を知ってもらうためのもの。お酒も料理もアピールできて、来る人数も把握できるのでメニューも準備できる」と説明。店舗に趣旨を理解してもらい不安なく参加してもらうため「Q&A」を作成し、メニューなどの相談も「お客さんに喜んでもらうにはどうしたらいいか」と話し合いました。店舗からも「民商のスタンプラリーは参加する値打ちがある。なかなかやるね」と好評でした。
実行委員では「今後も地域に根差した取り組みをしていこう」と話しています。
全国商工新聞(2014年12月15日付) |