民商が工夫凝らして夜の料飲街元気に
第2回ナイトウオーク柳ケ瀬 にぎわう夜の街=岐阜北
夜の飲食店街などの店をオリエンテーリング形式で回る、第2回「ナイト・ウオーク 柳ケ瀬」が5月30日、岐阜市内で行われました。岐阜北民主商工会(民商)柳ケ瀬支部が実行委員会を作り主催したもの。151人、24店が参加し、前回を上回るにぎわいを見せました。
ルールは、前回と同様、3000円のチケットで決められた3店(1軒目は食事、2軒目と3軒目はスナックやラウンジ)を回り、午後9時に集合場所に戻りクジを引くこと。
午後6時30分、実行委員長(柳ケ瀬支部長)が「どの店も皆さんに楽しんでもらおうと『おもてなし』を用意。2次会までゆっくり楽しんで」と呼びかけ、参加者は夜の柳ケ瀬へ出発。カフェやラウンジ、ダンスホールなど多彩な店舗で楽しみました。参加店舗のお客や岐阜放送ラジオでの宣伝を聞いて遠方から電車を乗り継いで参加してくれた男性も。「柳ケ瀬は普段は行かない」という人も「民商の企画の参加店だから安心して回れる」と笑顔で話していました。
終了後のくじ引きには、ナイト・ウオーク参加店で7月末まで使える3000円の飲食券15本を用意。当たりが出るたびに、ワァーッと歓声がわきました。
アンケートでは「次も絶対参加したい」と大好評。受付時間や最初の説明を短くする工夫をしたため、「前回よりゆっくり楽しめた」との声も聞かれました。初出店したスナックママは「カウンターがいっぱいでうれしかったし、2次会にも来てもらった」と笑顔で話していました。「岐阜新聞」がこの夜の様子を掲載しました。
実行委員会では、年3回の定期開催にし、柳ケ瀬の街の営業を守ろうと話しています。
ゆったりと飲み歩き くつろぎを演出=埼玉・狭山
埼玉・狭山民主商工会(民商)は4日、料飲オリエンテーリングを開催し130人が参加しました。狭山市駅周辺の14店舗(初参加6店舗)がお出迎え。参加者は指定された2店舗でゆったり飲み歩きを楽しみました。
参加店舗は大サービスで参加者を迎え、チャーハン、空揚げ、サラダのセットを提供する店もあり、「こんなに出して大丈夫なの」「おいしくて最高」と参加者も喜んでいました。
3000円のチケットで指定された2店舗を回るルール。参加者にくつろいでもらい、追加注文もしてもらおうと、1店舗の滞在時間を45分と長く設定しています。4回目の今回は、初めて「当日限定の1000円お食事券」を作り、開会時のくじ引きで40人にプレゼントしたことで、「追加注文しやすくなった」と好評でした。
10日には、実行委員会の反省会を開き、「もっと会外の人に参加してもらえるように改善したい」「チラシやポスターのデザインにも力をいれよう」と次回に向けて討議。「店にも参加者にも新たな出会いがあり、最後は楽しかったと言ってもらえる。オリエンテーリングの醍醐味を自信を持って広げよう」と話しています。
全国商工新聞(2014年6月23日付) |