夜オリで新たな挑戦
“恋チュン”でアピール=長野
長野・飯田民主商工会(民商)は5月15日、「いいだ夜の街オリエンテーリング」を開催しました。102店が参加し、1050人のお客を迎えました。同オリエンも今回で17回目。今回は“踊り”を取り入れるなど新たな運営にも挑戦し、75人の商工新聞読者が増えました。
会場となった飯田中央公園のステージ脇に大型スクリーンを設け、大反響を呼んだ「恋チュン・飯田民商版」(本紙4月7日号で既報)と新たに作製した参加店有志が登場する「夜オリ版」を公開上映しました。
「この店、この人知っている」「かっこいい」「今行ってきた店だよ」などの反響が。各店舗をまわっての撮影や編集には青年部員が大奮闘しました。
これまでは、4店回りましたが、店と参加者双方から「忙しい」という声が寄せられていたこともあり、今回は3店に絞りました。参加者からのアンケートでは、「賛成」4割、「もとに戻してほしい」が6割、店側では営業業態による賛否の違いが出ました。
5月20日の精算行動には、実行委員のほか民商三役と拡大推進委員も加わり、商工新聞を勧め、47人が読者に。夜オリを通じて計75人の商工新聞読者が増えました。
今回も飯田市の後援、アサヒビール、キリンビール、市内タクシー会社などから協賛を受けました。
スタンプラリー盛況=熊本
お楽しみ抽選会の発表に聞き入るラリー参加者
熊本県天草市内の飲食街を中心に先ごろ、「第6回夜の街・料飲スタンプラリー」が開催され、料飲店27店舗、140人が参加しました。天草民主商工会(民商)と同ラリー実行委員会が主催したもので、参加店舗中、会外の店舗は19店で、参加店、参加者とも過去最高となりました。
同ラリーは参加者が事前に3000円の参加費を払って申し込み、グループをつくって2時間で3店舗を回り、夜の街を楽しむイベントです。
スタートとなった午後7時、大久保清人実行委員長(民商常任理事)が「スタンプラリーも6回目。消費税も導入されたが、これからも地域の景気対策の一つとして取り組んでいきたい」とあいさつ。参加者は夜の街に繰り出しました。
今回のラリーは、実行委員が積極的に参加を呼びかけ、市役所から12人、信金や地方銀行などの金融機関から22人、また薬局、医療関係からも10人が参加するなど顔触れもリフレッシュ。参加店では「乾杯」の声が響き、ママさんやマスターとの会話、そしてお店が準備した手作りの料理や、おいしいお酒を楽しみました。
ラリー終了後は、食事券やビール無料券などの景品が当たるお楽しみ抽選会。特賞の高級自転車を射止めた大工さんは「もうびっくり。良かった」と笑顔いっぱいでした。
参加店からは「こんないい企画をもっと早く知らせてほしかった」「次回も参加させてほしい」と感想が寄せられ、商工新聞を購読する業者も。参加者からも「いいお店ばかりだった」「楽しかった。年に2回くらいは取り組んでほしい」などの声が届きました。
今回は、天草市と天草宝島観光協会がともに初めて後援。ラリーのポスターも作製し、市役所や地元銀行などに張り出してもらいました。
参加店を募るために市のスナック協会の役員会にも参加。飲食組合の総会でもチラシを配って、参加を呼びかけました。
全国商工新聞(2014年6月2日付) |