街に賑わい フードオリエン 50店舗に600人=静岡
「次回も参加したい」と参加店や市民に好評の静岡民商のオリエンテーリング
静岡民主商工会(民商)は先ごろ、「フードオリエン」(オリエンテーリング)を開催しました。637人、46店舗が参加し、夜のまちににぎわいを呼びました。「オリエンをとおして顧客を獲得できた」と実感する参加店舗の声も広がっています。
当日、参加者は決められたコース表の順番で店を回り、受け入れ店舗も気合いを入れて歓迎。中華料理屋では「マーボー豆腐丼と前菜2種」、焼き肉店では、「焼肉3種盛り合わせ、チャプチュ、キムチ3種」、ピザ屋ではピザを一人1枚提供など、採算度外視の内容に参加者は大満足。それぞれの店の個性を味わいながら、隣に座った他グループの参加者やお店の人と語り合っていました。
終了時に行ったアンケートには参加者の半数以上が回答。「お得でとても楽しかった。1年に2回位やってくれたらうれしい。是非継続してほしい」、「行ったことのないお店ばかりで色々食べれて良かった。行ってみたい店が見つかった」などオリエンを満喫した声が聞かれました。
参加店舗へのアンケートは7割以上の店から回収。ほとんどが「次回もまた参加したい」と答えています。感想には「良い宣伝になり、新規獲得に効果があった」「忘年会の予約がさっそく入った。また来るとお客様に沢山言われた」「オリエンテーリング開催後にリピーターが出来た。次回は希望席数を増やしたい」と顧客開拓を実感できた声が多数。また、「決まった時間に決まった人数が来てくれるので仕込みや用意がしやすい」「平日企画で参加者とゆっくり話ができる」とオリエンのやり方にも支持が集まりました。
3回目となる今回はマップも大幅に改良し、ポケットに入るサイズに折りたたみ持ち運びしやすく工夫。当日以外も活用できるよう全参加店舗の位置を掲載し、紙質にもこだわって暗い夜の街中でも見やすくしました。また、新規参加店舗の訪問や専用ホームページの作成、街中でのチケット販売も行い、周知を図りました。
全国商工新聞(2014年1月27日付) |