ハシゴツアー 商店会・料飲組合と共同で=埼玉・川口
埼玉・川口市内で6月28日、「飲み食べ歩きハシゴツアー」が開催されました。商店街振興組合および料飲食組合が主催し、川口民主商工会(民商)が同実行委員会を作り企画、運営を行ったもの。参加店舗28店舗、177人の参加者が飲み食べ歩きを楽しみ、地域を盛り上げました。
民商が行うオリエンテーリングは今回で4回目ですが、料飲食組合と協力するのは初めて。「一緒に地域を元気にしよう」という民商の呼びかけに両組合が主催するという形で実現しました。両組合代表の飲食店も「ハシゴツアー」に参加するなど、つながりも広がりました。
「ハシゴツアー」のルールは3000円の参加チケットを購入し、コース表に記入された3つの飲食店を4人1組で回るもの。滞在時間は1店舗当たり30分で、3店舗を回ります。
当日、集合場所の広場には、参加者が続々と集まりました。開会式では地域を元気にするハシゴツアーのアピールをし、「ぜひ楽しんでほしい」と参加者に呼びかけました。
参加店舗で使える飲食券の抽選会も行い、当選者が発表されるたびに会場は大歓声に包まれました。
開会式終了後、町に繰り出した参加者は、参加店で用意された採算度外視の特別メニューを堪能。最後の店舗で参加者が記入したアンケートからは「この店のことは知っていたが初めて入店。とても雰囲気が良かった」「またお店に行きたい」など大満足の声が聞かれました。参加店舗からも「広告宣伝とリピーター確保につながるのでまた開催してください」という感想が多数寄せられました。
川口民商では「今回できた他団体とのつながりを大切に、今後も参加者、参加店舗双方が参加して良かったというハシゴツアーを継続していこう」と話しています。
全国商工新聞(2013年7月22日付) |