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夜オリ お客と交流 アンケートで経営改善=大阪・吹田民商
大阪・吹田民主商工会(民商)は3月23日、第1回夜の街オリエンテーリングを開催しました。出店協力店は19店舗、参加者は74人。参加者からは「本当に楽しかった」「店の宣伝にもなった」などの感想が寄せられ、民商の姿も伝わった夜オリになりました。
吹田民商がまとめた店ごとの参加者の声
参加者は午後6時30分に市内繁華街の吹田勤労者会館に集合し、3〜4人のグループに分かれた22組が地図を頼りに一斉にスタート。2時間かけて3店舗で飲食や会話を楽しみ、カラオケなどで、“夜の吹田”を満喫しました。「1番目の店はごちそう、2番目はお母さんの話、3番目は料理の流れがとても良かった」「みんなおいしいし、店もきれい。接客も良かった。おなかいっぱい」と、多くの参加者は満足した様子でした。
出店協力店も、割引券やお店を紹介するチラシを準備し、万全の構えで出迎え。店のオーナーからは「楽しいお客さんばかりで、こちらも楽しませてもらった。お店の宣伝にもなったので、次回もお願いしたい」などの感想が寄せられました。
夜オリ実行委員会では、参加者から、協力店について(1)料理を含むサービス(2)また行きたいか(3)店へのメッセージの3項目のアンケートを実施し、74人中71人が協力。「家族で行きたいお店」「予想外のメニューに驚き」「ママが元気でうれしかった」「料理と接客がすばらしい」などの励ましとともに「店が少し暗かった」など、今後の経営に生かせる意見も寄せられました。
同実行委員会はアンケート結果をすぐに集約し、参加したすべての店舗に「経営の参考に」と提供。各店舗から「お客さんの声がこういう形で聞けるのは、本当に参考になる」と喜ばれました。
夜オリは民商にとって初めての挑戦。
実行委員長の竹田洋一さん=美容=は「こんなに喜んでもらってうれしい。家族でも、今回行けなかったお店を訪問しようと話し合っている」と語り、次回は別の地域でやろうと動き出しています。
全国商工新聞(2013年4月22日付) |