飲食店が“どっと満席” ナイトツアーに180人=宮崎・日向
宮崎・日向民主商工会(民商)は3月19日、「ナイトツアー」を開催しました。22店舗が参加し、過去最高の参加者180人がツアーを楽しみました。実行委員の奮闘で、街ににぎわいを呼びました。
参加者は2時間で3店舗を回るのがルール。最後の抽選会では地元の協賛企業からの景品提供もあり、地域全体で盛り上がりました。
参加者は「大満足」と笑顔、店舗も「お客さんが一気に来て、どっと満席になる感じがうれしかった」と喜んでいました。
日向民商のナイトツアーは2年前から始まり、昨年11月に続いて今回で4回目。短期間での連続開催となりましたが、民商役員7人で実行委員会をつくり、加盟店舗集めや説明会、参加者の組み合わせ決めなどを分担しました。
「ツアーで街を元気にしたい」という実行委員長は過去4回、店舗として参加し、ツアーの魅力を実感済み。「一度参加した人なら、この楽しさが分かるはず」と前回の参加者を中心に声をかけ、その人たちが友だちや知り合いを連れて参加しました。
回を重ねるごとに参加人数は伸び続けており、中には「ナイトツアー」の趣旨に賛同して民商会員になった若い飲食店経営者もいます。
勇さんは「民商でこんなことをやっていて楽しいよと居酒屋経営の友人にも声をかけることができた。これからも若い力で盛り上げていきたい」と話しています。
全国商工新聞(2013年4月15日付) |