まちの魅力再発見 夜オリに219人=東京・北
東京・北区民主商工会(民商)は2月6日、夜のオリエンテーリング(夜オリ)を開催。参加人数は219人と過去最高で、7割が初参加。7回目となる夜オリは前回から北区の後援も受け、地域の話題となっています。
北区民商の夜オリは前回から参加店舗を徒歩圏内に限定して開催。今回はJR赤羽駅を中心に32店舗で行い、そのうち19店舗が初参加でした。民商役員らが参加を募って店を訪問すると「知り合いに参加した方がいいと言われた」との反応も。地域のつながりや口コミにより参加店舗が広がりました。
参加店舗対象の事前説明会では、夜オリの趣旨を伝え「自分のお店の味を伝えられるものを出してほしい」と提案しました。当日は各店舗で夜オリ特別メニューやコース、飲み放題などを用意。そば粉ガレットを出したお店では、そばアレルギーの参加者に別メニューを提供するなど心配りが喜ばれました。スナックではマスターの司会によるグループ対抗歌合戦を開催して盛り上げるなど各店が持ち味を生かして参加者を歓迎。初参加のお店でもドリンクサービス券を配り、今後につなげる努力をしました。
参加者は、「場所も分かったからまたすぐ来る」「今度仲間を連れてくる」と大満足。回収したアンケートには「40年間赤羽に住んでいるけれど街の魅力を再発見できた」「東京23区、全区で連携して、いつもどこかでやっていたら面白い」などの感想がありました。
夜オリ実行委員会では「年3、4回に分けて3地区で開催し、街の人と店をもっと結びつけたい」と話しています。
全国商工新聞(2013年3月4日付) |