夜オリに160人 区が後援 街に活気=東京・北区民商
東京・北区民主商工会(民商)は9月20日、第6回「夜のオリエンテーリング」(夜オリ)を開催し、32店舗、160人が参加しました。区も初めて後援し、花川與惣太区長もあいさつ。参加者同士で、飲み食べ歩き、街に活気をもたらす取り組みの中で、仲間が増えました。
北区民商内の繁華街は複数に分かれ、これまでの夜オリでは、店舗間を電車で移動するほど地域が広く、参加者や店から「地域を絞って開催してほしい」との要望が出されていました。
今回の夜オリでは開催範囲を東十条、十条、王子地域に絞って開催。商店街にポスターを張ってアピールしたり、商店会の役員の協力も得たことで、同地域ではこれまでの2倍余りの店舗が参加し、参加人数は過去最高を記録しました。
夜オリがスタートすると、ツイッターで「今1軒目。メニューはこれ」「2軒目はこんなお店」と写真付きで発信する参加者も。「つぶやき」で参加者同士が交流しながら店を回っていました。
ケーブルテレビも取材に入り、インタビューやイベントの模様を映像に収めるなど、地元マスコミも注目するイベントとして定着しつつあります。
参加した32店舗のうち半分の16店舗が会外業者で12店舗は初参加だったことから事前に集まって当日のメニューなどを情報交換し、初参加の店が困らないよう配慮しました。
「お店同士で仲良くなれるのも夜オリの魅力。お互いのお店に食べに行くなど交流が始まった」など、参加者だけでなく、参加店にも元気と活気をもたらす夜オリに発展してきています。
全国商工新聞(2012年10月22日付)
|