東京・新宿で初オリエン
東京・新宿民主商工会(民商)は9月24日、「第1回新宿絆オリエンテーリング」を開催し、22店舗、71人が参加しました。経営対策部会で「何か元気になる取り組みをしよう」との声が出され、企画したものです。
参加者は午後6時過ぎ、新宿四谷地域センターに集合。経営対策部長が「今日は楽しく、そして新宿を盛り上げてください」とあいさつしました。
初めての取り組みとあって、参加者も期待いっぱいの表情です。新宿のオリエンは3000円の参加費で、指定されたコース(3店舗)を2時間で回るもの。午後7時、あいにくの雨にも負けず、参加者は足取りも軽く新宿方面、四谷方面にそれぞれ地図とコース表を手に3人組みでスタートしました。
参加店舗は「お客様に喜んでもらおう」と、気持ちの込もったサービスを提供。おなかも大満足で、最後は料理を詰めてもらって持ち帰る参加者もいました。
参加者からは「知らないお店の扉を開ける勇気がないけど、今回は入るきっかけになってすごく楽しかった」「参加費以上の料理の内容で大満足」「街中で他の参加者とすれ違うと、一体感を感じて良かった」などの感想が出されました。
店舗からも「いつもと違うお客様で楽しかった」「また、ぜひ開催してください」などの声が届きました。
新宿民商は、商工新聞に掲載された各地の「夜のオリエンテーリング」の記事に刺激を受け、今年4月には視察を兼ねて北区民商の「夜のオリエンテーリング」に2人が参加してきました。「本当に楽しいイベントだった」との報告があり、新宿でもと一気に盛り上がり、企画することになりました。
経営対策部会では、「今後も続けていくことが大事」と、参加者の感想や要望を参考に、さらに広がりのあるオリエンをめざすことにしています。
全国商工新聞(2012年10月15日付)
|