夜オリに400人・楽しくお店アピール=新潟・上越
新潟・上越民主商工会(民商)は9月5日、2回目となる「高田夜の街オリエンテーリング」を開催しました。上越市内高田駅前の繁華街・仲町の飲食店街を元気にしようと取り組んだもので400人、42店舗が参加しました。
ご当地アイドルJO志校(じょしこう)の3人の歌と踊りが参加者を出迎え、実行委員長=飲食・設備=のカウントダウンでスタート。400人が一斉に繰り出し、指定された4店を2時間で回りました。お店側も自慢の逸品を用意したりカラオケを歌い放題にするなど工夫を凝らしたサービスでアピールしました。
参加者は「初めて参加したけど実に楽しい。イタリア食堂で店主に『常連さんはイタリア料理のことをよく知っている人だけが来るの』と聞くと『おまかせしていただければ予算に応じて作ります』と言われ、また来てみようと思った」と新しいお店を発見。「同じ企画に参加している一体感があって、知らない人とも話が弾む」とオリエンテーリングの魅力を話す参加者もいました。
6人で視察に来ていた新津民商役員=建築=は「参加して楽しさを実感。新津民商でも開催したい」と話し、終了後は実行委員長のお店で運営上の詳細を確認しました。
協賛各社からタクシー券やボトルキープ券など100本が提供され、午後9時からの抽選会では当選番号が発表されるたびに歓喜の声に包まれました。
参加店で使える1万円分の飲食券を当てた岩下昌子さん=団体職員=は、「もう狂喜乱舞です。来年も絶対参加します」と次回に期待を込めて話していました。
実行委員長は「昨年より参加店が14店舗、参加者は約100人が増えました。店側もオリエンテーリング用メニューの作成やお店紹介リーフを作るところもあり、量、質ともに前進した。次回は良い企画を考え、飲食店街の活性化に貢献したい」と意欲を見せています。
全国商工新聞(2012年10月1日付)
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