夜のまちを元気に! 駅前飲食街でスタンプラリー=島根・益田民商
島根・益田民主商工会(民商)も参加する実行委員会は先ごろ、第2回駅前スタンプラリーを開催し181人、店舗30軒が参加しました。
益田市では古くから益田駅前を中心に活気のある飲食店街が形成され、地元はもちろん近隣市町村の住民からも名物的存在として知られてきました。しかし近年は、不景気で店舗数も減り、かつてのにぎわいに陰りが出ています。
実行委員会は苦境を打開しようと昨年にスタンプラリーを初めて企画。大きな反響を呼びました。今回は「益田の夜を元気に!」「新しいお店を発見するイベントです」をキャッチフレーズに参加人数も店舗数をいずれも昨年を上回るものとなりました。
開催当日は夜6時ごろから参加者が集合し、それぞれチケットを手に夜の飲食店街に繰り出しました。
料理も工夫するなどラリー専用メニューで参加者を迎えた店舗もあり、「おいしかった」と好評。3軒のお店を回ったあと、夜9時からは、参加店舗で使える飲食券が当たるお楽しみ抽選会で大いに盛り上がりました。
参加者からは「とても楽しかった。ぜひまたやってほしい」「夜の益田が元気になってうれしかった」、参加店舗からは「新しいお客さまが来てくださるきっかけになるこういう企画は大歓迎」などの声が聞かれました。
この取り組みを通じ、商工新聞読者が1人増えました。
全国商工新聞(2012年9月 3日付)
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