まちに活気取り戻そう ナイトツアーに86人=宮崎・日向
宮崎・日向民主商工会(民商)は先ごろ、民商初の試みで「Hyugaナイトツアー」(飲食街スタンプラリー)を開催し、12店舗、86人が参加しました。昨年の口蹄疫や不況の影響で落ち込んだ日向の“まちなか”に活気を取り戻そうと民商経営対策部が中心になって実行委員会を立ち上げて計画したものです。
ナイトツアーは、1人3000円のチケットで決められた3店舗を3〜4人1組で回り、「ワンフード・ワンドリンク」を楽しみます。親子、夫婦、友達などグループで申し込んでもらいました。
ツアー当日の午後6時30分には集合場所の日向市駅前交流広場に続々と参加者が集まり、受け付けは大忙し。
河野富行・日向民商副会長が「不況の中、元気を出そうと企画しました。きょうは楽しんで下さい」とあいさつし、午後7時、スタート。参加者は地図を片手に日向の街へ繰り出して行きました。
その後姿を見ていた日向市の職員は「これだけ集まるとすごい迫力。お店は助かりますね。それに楽しそうです」と話していました。
参加店主たちもナイトツアーを心待ちにしていました。メニューも趣向を凝らしたものが勢ぞろい。ドリンクを飲み放題にする店もあり、マスター、ママさんのもてなしに参加者も大満足でした。
午後9時、抽選会場に集合。参加店で使える金券(1等5000円など総額4万円)が当たるとあって、この日一番の盛り上がり。「当たった〜」の歓喜が響き、再び夜の街に繰り出しました。
全国商工新聞(2012年1月16日付)
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