「夜の街オリ」に1000人超 住民の出会い、店の連携広げる=長野・飯田
長野・飯田民主商工会(民商)は10月25日、第12回「いいだ夜の街オリエンテーリング2011Autumn」を開催しました。過去最高の95店、1000人を超える参加者でした。「飯田でこんなにたくさんの人を一度に見ることはなかなかありません」といわれるほどの大にぎわいでした。
今回も飯田中央公園を集合場所に、7時にスタートし、指定された4軒を回るもの。参加者は3000円のチケットを事前に購入します。牧野光朗市長も駆けつけ、オリエンテーリング後の抽選会に参加するなど盛り上げました。
飲食店主がお客として参加し「参考になった」と語ったり、「民商がなかなかの知恵を出した」とブログに書き込む参加者が出るなど、話題は広がっています。
「街に人を集める」ために、会内だけでなく、広く一般向けに週一回、「オリメール」で伝えてきました。会外のメール登録者は130人を超えています。チケットは発売数日で950枚が完売しました。
実行委員会ではより多くの参加者を受け入れるため、参加店の募集を強化。幅広い店が参加できるよう、通常は1店に40人を受け入れるところ、20人程度を受け入れるコースや60人程度を受け入れるコースを考えました。さらに今回は飲食店の紹介も「オリメール」で呼びかけました。初参加店を紹介した場合は3000円の飲食券を進呈したところ、新たに5店の紹介が寄せられました。
一方、依然として飲食店の状況は厳しく「オリエンテーリングの日は売り上げが見込める」というお店もあり、一度だけでない町づくりの知恵を考えていきたいという声も寄せられています。
全国商工新聞(2011年11月21日付)
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