はやる店づくりテーマに料飲業者が交流会=新潟
「どうしたらはやる店になるか」を学び合った料飲業者交流会
新潟民主商工会(民商)は5月18日、「どうしたらはやる店になるか」をテーマに、市内料飲業者の交流会を割烹「山賀」で開き、ラーメン、すし、割烹、カクテルバー、スナック、中華料理、焼き肉などの料飲業者21人が集まり各店の工夫を交流しました。
別所健冶・料飲支部長(慶龍飯店)のあいさつに続き、2人の会員が報告。
自ら山菜を採り旬のものをお客に出すという割烹「山賀」のTさんは「おいしければ、多少値段が高くてもお客さまは来てくれる」と強調。接待も「おもてなしの講習会」に行って勉強し、「お客さまがお帰りになる時は、何をしていても表に行って感謝の気持ちを表している」と話しました。
チェーン店にないサービスを
入居ビルの建て替えで店を9カ月休んだ中華料理「蓬莱」のKさんは「一品料理を加えた日替わり定食メニューを690円で出したらそれが当たった。お客さまとのコミュニケーションを大事にし、チェーン店では絶対できないサービスを心がけている」と商売の工夫を語りました。
参加者からは「お客の体の状態を見て、少しずつ味付けを変える。冷凍ものは使わない」(ラーメン「慶龍飯店」)、「個人客にターゲットを変えてきている」(スナック「カスターニ」)、「一番のお客だったゼネコンの接待が少なくなった」(クラブ「イシカワ」)、「手作りの料理でおもてなしし、客単価は2000円くらいで安心な店に徹している」(小料理「蔵王」)、「焼き肉を3600円で食べ放題にして前年より売り上げを伸ばそうと必死」(焼き肉「きなせや」)などの発言が相次ぎました。
参加者からは「大変勉強になり、勇気をもらえた集まりだった」などの感想が出されました。
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