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「料飲交流会」好評
大阪・北区民商料飲部会 生ビール注ぎ方講座も |
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おいしい生ビールの出し方を実演する大石さん |
大阪・北区民主商工会(民商)料飲部会は11月11日、会員のお店「フレンドリー秀」で「第1回料飲交流会」を開き、24人が参加しました。
長引く消費不況の下で「暇なのは自分だけなのか」「ほかのお店はどうしているのか」など経営への悩みが出される中で「みんなで集まって交流しよう」と開いたものです。
今回のテーマは「おいしいお酒の提供の仕方」。キリンビール(株)大阪北支社の大石恭三さんを講師に招き、特に生ビールをおいしく提供する方法を学びました。
大石さんはプロジェクターを使って説明しながら「近年は特にアルコール類の要求が多様化してきたが、生ビールは依然として強い要求がある」「おいしく提供すれば、次の飲み物や料理の注文につながる」と多くの人が初めに注文する生ビールの位置付けを強調しました。
グラスの洗浄がきっちりできていれば、泡がふたの役割を果たし、ビールが最後までおいしく飲める一方、汚れが取れていないグラスでは泡が粗くすぐに壊れ、ビールのうま味が逃げ出してしまうなど実演によって証明しました。
後半は「一品の作り方」や「顧客管理の仕方」など商売の交流に話が弾みました。「雨の日に来たお客さんが注文した料理は何かなど、細かく自分なりのノートをつくっている。それを参考に、その日の天候に合わせた一品や目玉商品を出している」との参加者の発言には、「そこまで研究することが大事だと分かった」「毎日の商売にどれだけ力を入れるか、手を抜くとすぐに自分に返ってくることを教えてもらった」などの感想が出されました。
料飲部会ではこうした料飲業者の交流を定期的に開き、経営要求に応えていこうと話し合っています。
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