リフォーム助成に応募殺到 予算上回り公開抽選会
今治民商 事務局長が立会人に
住宅リフォーム制度に応募殺到−。愛媛県今治市の「リフォーム等支援事業費補助金」の公開抽選会が4日に行われました。当選を心待ちにする市民らが参加し、今治民主商工会(民商)の田部浩三事務局長が立会人を務めました。
「地元業者の仕事おこし」と「地域経済の活性化」を目的とした制度で、民商が市に対して約10年要請をし続け、一昨年創設されたもの。今年度予算は1500万円で、申し込み期限までに185件補助総額2590万5000円の申し込みがあり、予算を大きく上回ったため、抽選会を開催しました。
抽選は、申し込み番号と補助金額が書かれた抽選券を商工振興課係長が引いて読み上げ、105件目で予算額を突破。市内はもとより、伯方、上浦、吉海、宮窪、大三島など島しょ部からも申し込みがあり、市民の関心の高さがうかがえました。
娘と一緒に参加していた人は番号が呼ばれると、「外壁と玄関を直すために申し込んだ。見積もり180万円のうち、約18万円の補助をしてもらえます。うれしい」と笑顔。落選した人は「来年度も引き続きこの制度をしてほしい」と担当者に話していました。民商でも補正予算を要望していきます。
全国商工新聞(2018年7月23日付) |