|
|
|
|
地域経済の活性化へ リフォーム助成事業を設立=高知県・香南市
市や議会に働き掛け
高知県香南市は住宅リフォーム助成事業を創設、7月1日から受け付けを開始します。香美郡民主商工会(民商)や地元の建設労働組合などが市や議会に働き掛けていたもので、高知県内では9番目の実施自治体になります。
「香南市住宅リフォーム助成事業」は、市民の生活環境の向上、市内住宅関連産業を中心とした地域経済の活性化が目的。
個人住宅を10万円以上かけてリフォーム工事する場合、工事費の20%(上限20万円)を助成するもの。市内業者の利用が条件で、15年度予算は1000万円となっています。
対象となる工事は、(1)修繕・補修・模様替え(2)耐久性を高める(3)安全上、防災上必要(4)居住性を良好にする(5)衛生上必要 ―― な工事で、大半のリフォームが対象となります。新築・増築、造園、外構工事や家電製品の購入設置などは対象外です。
香美郡民商は13年、地元の建設労働組合と連名で、市にリフォーム助成制度の創設を要望。また翌14年には市議にも働き掛け、議会でも取り上げられました。
高知県ではこれまでに須崎市、香美市、土佐市、四万十町、田野町、安芸市、高知市、室戸市でリフォーム助成制度を創設しています。
民商は「ようやく実現した制度。これを活用し、業者の仕事おこし、地域経済の活性化につなげていきたい」と話しています。
全国商工新聞(2015年3月23日付) |
|
|
|
|
|